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各社員へのキャリア指導を無償提供
国のキャリア形成サポートセンター
コロナ禍によってさまざまな業界で就労環境や在宅ワークなどの働き方が変化する中、従業員への個別ケアを目指し、キャリアコンサルティングへの注目が高まっています。
「キャリア形成サポートセンター」は厚生労働省の事業で、従業員のキャリア形成を支援します。2016年の職業能力開発促進法改正で、事業主は従業員へのキャリアコンサルティングの機会提供が努力義務となりました。この事業では試行的なキャリアコンサルティングを無料で提供しています。
当センターの企業担当コンサルタントが人事担当者から現状や要望を聞き、各社に合わせた実施計画を立てます。どの対象層へ、どんな効果を期待して実施するか、スケジュールについても打ち合わせします。 【導入例①】働き方改革のソフト面での活用に 残業削減や有休取得など、働き方改革のハード面を整えたものの、「働きがい」などソフト面での支援は何をしたらよいか分からないという企業は多いです。多様化する従業員の皆さんが、それぞれの働きがいに気付き、生き生きと働くためにキャリアコンサルティングという方法で、働き方改革の第3ステージを形づくる企業も増えています。
【導入例②】ミドル層の転機の支えに昇格による役割の変化、子育てなどの生活面の変化が重なるのがミドル層です。組織の発展への期待がかかるミドル層に、プライベートを含めて何でも相談できる場を用意し、企業が支援する目的で活用される事例もあります。転機に伴う不安やキャリア・プランの設計支援などを国家資格者のキャリアコンサルタントが親身に対応します。
【導入例③】部下との面談力アップに
管理職を対象に、部下との1対1の面談力アップを目的に実施するケースが増えています。管理職が率先してプロのキャリアコンサルティングを受けることで、「どんな面談が効果的かを体感し、その気付きを部下のマネジメントや向き合い方に生かす」方法もあります。
キャリア形成サポートセンターのホームページでは全国の活用事例を掲載しています。問い合わせは 当センターHP からお申し込みください。