導き育てる〝導育〟をコンセプトに、修道中・高校サッカー部の外部講師として出向くほか、幼児向けのサッカー教室も手掛けています。
約12年前、推薦などで選ばれたメンバーが集まる練習会「トレセン」で、今季サンフレッチェ広島へ入団した山崎大地選手を指導したことがありました。練習会の参加対象は小学5年生だけでしたが、山崎選手は当時4年生で参加。足の出し方、反転方法など体の使い方が上級生以上に卓越していました。人並み優れた守備力で、特に1対1の場面になると勝負強さを発揮する選手です。そのトレセンがきっかけで、サポーターの一員として山崎選手を応援するように。サッカー好きな長男を連れて年10回以上はエディオンスタジアムへ足を運び、選手の動きや戦術の立て方などをじっくり観察。声出し応援はせず、静かな観戦スタイルで楽しんでいます。
1994年の広島アジア大会にはボランティアスタッフとして参加。当時の日本代表メンバーには「キング・カズ」が愛称の三浦知良をはじめ、武田修宏、北澤豪など名だたる選手が勢ぞろい。試合前に各選手とハイタッチした手の感触が今でも忘れられないほど、貴重な体験となりました。そんな長年お世話になったエディオンスタジアムとは今季でお別れとなり、来季からは「エディオンピースウイング広島」が新本拠地に。交通アクセスが良くなるので、以前にも増して現地での観戦回数が増えそうです。