広島経済レポート|広島の経営者・企業向けビジネス週刊誌|発行:広島経済研究所

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巻頭特集
「地域を動かす」会社へ メディアの新事業戦略

デフォルトサムネイル 地場メディアを取り巻く事業環境が大きく変化している。ウェブメディアやSNS広告の台頭によって、新聞の購読者は減り、新聞・テレビ業界共に広告収入の増加が見込みにくい。各社は地場企業や行政とのつながり、取材力といった強みを生かし、まちづくりなど新たな領域に参入している。「情報の伝達者」から、「地域を動かすプレーヤー」へ。各社に取り組みとその狙いを聞いた。    

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話題のお店を取材!
EPiCLE(エピクル) / 常廣 尚志 支配人

2024年おりづるタワー5階に新装された会議・会食会場で今年3月に開業した創作フレンチ店。和食やイタリアンでも修行したシェフが旬の地元食材で独創的なコース(1万4000円~)を提供する。
「17年に12階おりづる広場で貸し切りの立食ビュッフェを始め、19年から紹介客限定でコース料理を提供。特別な料理をより多くの方に届けたいと思い、一般予約を始めました」
 ソムリエが料理に合わせて選ぶ各種ワインのほか、ノンアルコール飲料も用意する。原爆ドームを望むバルコニーで乾杯やデザートも。翌月の予約を月初にHPから受ける。
「入店は1階からエスコート。華やかなお祝いや落ち着いた会食など目的に合わせた演出でお迎えします。12Kを超える解像度を誇る、縦2×横15メートルのLEDビジョンも備え、森や星空といった映像で空間を彩ります。食事にワクワクするサービスや仕掛けを重ね合わせ、思い出に残る時間を過ごしてもらえたら」

INFORMATION
  • ◆住所:中区大手町1-2-1おりづるタワー5階
  • ◆営業時間:午前11時半~(最終入店)午後1時半、午後5時半~(同)午後7時半
  • ◆定休日:不定休
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記者が注目する旬の話題
デジタル版開業へ

おかげさまで本誌創刊75周年を迎えることができた。1951年5月20日付の創刊号から数え、今年7月中に通巻3500号を重ねる。ひとえに読者のたまものと深く感謝し、心より御礼を申し上げたい。迷惑を堪忍し、貴重な時間を割いていただく取材先への感謝とともに、一層の精進を尽くす所存です。
 新聞雑誌などの紙媒体市場が変革期の大波にさらされている。2025年1~12月の紙出版市場は推定で前年比4.1%減の9647億円。ついに1兆円を割った。1996年の約2.6兆円をピークに、その4割近くまで縮小(出版科学研究所調査)。何といっても加速するデジタル化の影響が大きいという。
 未曾有のピンチをどう乗り切るのか。新聞雑誌はこぞってデジタル媒体による情報発信に乗り出し、紙媒体との両輪で付加価値を競う。もはやデジタルも、AIもさけては通れない時代へ突入し、業界は大わらわ。
 6月中旬、広島経済レポート電子版「nudge(ナッジ)」を始める予定だ。直訳すると「つっつく」。ヒントをつかんだら「やってみる」という心意気を込めた。ビジネス活動にフル活用できるシステム構築を完了。テスト運転を経て電子版nudgeは定期購読者へ無料配信する。
 本誌の記事が読み放題。週刊ではなく、本誌発行よりいち早く配信する。過去に掲載された、あの会社のあの記事も素早く引っ張り出せる。
 創業来こつこつ取材を重ねてきた県内企業2395件、人名編3215人を収録する「広島企業年鑑」(26年版)のデータをワンタッチで検索。パソコンやスマホ、タブレットを通じていつ、どこからでもアクセスし、必要な時に必要な情報を入手できるようにする。
 マイページ「お気に入り登録(仮称)」を設けるほか、ニュースリリースなどの発表ものから企業トップ人事、経営理念、経済トピックス、専門家の知恵や助言、調査データ、決算情報などを刻々、電子版nudgeで発信する。
 さらに地元有力企業のトップ、革新に挑むスタートアップの経営者が本音で語り、新たな「ビジネスの化学反応」が生まれる、その瞬間を捉えた対談動画「セッション・バイ」(仮称)をはじめ、中小企業診断士がカープの福地寿樹コーチに切り込み、スポーツを経営の視点からひもとく経済エンタメ「カープを科学する」といったコンテンツも展開。
 75年にわたり週刊「広島経済レポート」発行に経営を委ねてきた。しかし紙幅が限られ、取材した日から1週間たってやっと発行。とびっきりの情報をつかんだときは発行するまでに新聞、テレビに抜かれはしないかとひやひや。何で息を詰めるほどはやるのか、ニュースを追っかけてきた習性なのだろう。
 定期購読者に役立つよう、便利な電子版を通じて丸ごと広島経済の新着情報ほか、当たり前の向こう側にある見えない本質、経営者の反骨、苦悩、信念などに迫り共感のある記事を通じて、紙媒体と電子媒体で一体的に運営する態勢へ移行。地域の経済情報はどうあるべきか、さらに修練を重ねていきたい。
 時代の動向から企業の動きを探り、企業の動向から時代の動きを捉えたコンテンツこそ経済情報の核心だが、そこに携わる人のこまやかな喜怒哀楽も伝えていきたい。
 5月28日号以降、nudgeの詳細を告知します。

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