飲料水自販機の製販ほか、宅配水や水道関連事業を手掛け、今年で創業50周年を迎えました。
小学生からカープファンで、野球のルールを知らないのに赤い帽子を被って登校。一番印象深い試合は1980年の日本シリーズ第7戦です。悲願の日本一を達成した前年同様、近鉄バファローズとのマッチアップは3勝3敗で最終戦に勝ったチームが優勝という展開に。当日は多くのカープファンが運命の一戦のチケットを求める中、運良く生観戦できました。試合は衣笠選手の2ランホームランを含む8得点の猛攻で2年連続の日本一に。少年ながら何ものにも代えがたい興奮と感動を味わいました。
社長となった今は、会社を上げてカープを応援。佐伯区湯来町の工場では毎年3月に草津八幡宮の宮司さんを迎え、安全祈願とカープの優勝祈願をしています。スラィリーが来てくれたこともあり、従業員みんなが大喜びでした。10年ほど前から、その湯来工場で生産する宅配水「カープ応援水天上山」を販売し、契約者に抽選でカープのチケットをプレゼントしています。
そのほか、東京の拠点ではフットサルのプロチーム「立川アスレティックFC」などに所属する13選手を正社員として雇用。練習時間を考慮した勤務形態とし、自販機のメンテナンスなどを担ってもらっています。マイナースポーツは一流選手でも年俸が低く、バイトなどで生計を立てることは珍しくない。安心して働ける場の提供がパフォーマンス向上につながり、ひいては子どもたちに夢を与える手伝いにもなれば本望です。