広電的場町電停前の墨文字ののれんが目印。黒毛和牛の肉を提供し、7月に開店4周年を迎えた。6〜7割が常連客という。稲垣洋介社長は、
「黒毛和牛は牛肉の中で最もおいしいと思う。安心して味わってもらえるようにロースやヒレなどはもちろんタンやハラミまで全て国産。新鮮でジューシーさや焼いた香りの良さがまったく違います」
肉はどれもオーダーが入ってから手切りし、不要な脂身や筋などをきれいに取り除く。部位に合わせてたれも10種類を使い分け、丁寧な仕事でそれぞれの味わいを生かす。手軽においしく焼けるように卓上では火力が一定のガスロースターを使用。生ビールやハイボール、マッコリのほか、赤ワインを合わせる人も。
「社用など30代以上のお客さまが多いですが、最近は若い人も増えています。これからも〝何を食べてもおいしい〟と言ってもらえる店を目指します」