広島経済大学を卒業後、関西のホテルなどで計12年経験を積んだ岡原友祐代表が2018年、可部駅東口前に開いた日本酒バル。客の好みに応じておすすめの3種を出す「呑みくらべセット」(1000円)や日替わりの料理盛り合わせ(3種1000円〜)などが人気を集める。
「全国の酒蔵に足を運んで仕入れる豊富なラインアップが自慢で、初めての味に出会えると好評です。希少な25年物の熟成酒や日本酒カクテルなども用意。お酒で〝遊ぶ〟ぜいたくな時間を提供したい」
祖父が安芸高田市で猟や漁、稲作を営み、幼いころにおいしいものをたくさん食べたことで食に興味を持ったという。自身が収穫した山菜のほか川魚、イノシシなどの地元食材も活用する。
「可部の経営者が集まり、イベント実施などを通して地域振興を目指す『噂通りの会』のメンバーとしても活動。街全体を盛り上げ、出店事業者が増えればうれしい」