1946年創業で製麺のひまわりフーズ(廿日市市串戸)が昨年2月に開いたうどん店。天ぷら、きつね、肉の3種のうどんをワンコイン(450〜500円)で提供する。近隣会社員のランチ利用が多い。席数は15席。
「初めての飲食経営に踏み出した背景には、『つるつるでのど越しの良い当社自慢の麺を一人でも多くに知ってほしい』という社長の強い思いがある。スーパーで扱う生麺などの拡販につなげたい」
北海道産小麦粉100%で作る麺は、断面がひし形になる独自の製法を採り、柔らかさと手延べのようにコシのある食感を両立させる。カツオ、サバなどを使ったしょうゆだしはうまみやコクの深さが特徴。季節や水の温度に合わせて配合や煮だし時間を変え、同じ味を保てるよう工夫を凝らす。
「顧客の声を受け、2種の具材を乗せるダブルトッピングなどメニューを拡充。近くラーメンも始める計画だ。ゆくゆくは店内を改装し、一人の客が来やすいようカウンター席を増やしたい」