おでんと中華料理を提供する居酒屋。以前は旧広島駅ビル南口ASSE2階でおでん屋を営業していたが、建て替えに伴い閉店。2018年に、昔、中華料理店で修業していた頃の先輩と共同で新装オープンした。
「前の店は場所柄、会社帰りの利用が多かっただけに当初は客離れを心配しましたが、こちらは勤め先に近いからと寄ってくれる人がいてありがたい。サラリーマンが大半の中、中華一筋だった先輩の強みを生かしてメニューに加えたところ、若い人や女性客も増えて、グループ客に好評です」
おでんはかつお・昆布だしの飽きがこない薄味で、食材の持ち味を生かす。地元の酒をそろえ、時季に合わせて小イワシやしめさばなどの刺身、一品料理を用意。中華も自家製ラー油のマーボー豆腐、塊肉からたたいて作るシューマイ、担々麺など定番がそろう。コース料理の希望にも応じる。
昨年7月には2店舗目として、堀川町にカウンターだけの「チャーハン るつぼ」を開業した。