昨年8月にオープンしたオーガニックレストラン。むささび農園(東広島市)の無農薬米、山根酒店(安佐北区)の有機しょうゆ、無投薬や放牧の牛・豚肉など、ほぼ全ての材料を無添加や農薬・化学肥料不使用でそろえる。
「外食や市販の食品には信じられない量の添加物が含まれている。有機野菜や昔ながらの製法の調味料で病気にならない体をつくってほしい。オーガニックは薄味の印象があるが、素材や調味料のうまみを生かしてしっかり味付けしています」
無添加食品は保存期間が短く、すぐ切って冷凍するといった工夫を凝らす。子どもに食べてもらいたいと、ハンバーグ、唐揚げ、カレーといったメニューをそろえ、酸化防止剤不使用のワインなどアルコールも充実させた。
「食の安全に関する情報発信拠点を目指し、専門家を招いた添加物などの講座も不定期で開催。さまざまな社会問題についてお客さま同士で自由に話してもらう月1回のイベント『ゆらりナイト』も好評です」