広島の地酒や料理を中心に提供する。商談や他県からの来客といった接待から、肩肘張らずに同僚や友人と行く〝いつもの店〟のような利用まで幅広く対応。2月末で22周年を迎える。
「お客さまのご来店目的や状況に合わせた接客を心掛けています。料理と酒で一息ついて明日から頑張ろうと思ってもらえる、働く人の潤滑油のような店でありたい」
メニューにはA5ランク黒毛和牛のコウネや穴子、広島赤鶏の藻塩焼き、うにホウレン草、がんすなど地元らしい名前が並ぶ。地酒ページには産地を示した地図を載せ、地元メーカーの洋酒もそろえる。G7サミット後に増えると見込む海外からの観光客向けに英語メニューも用意する計画。
「当日の仕入れ状況でメニューを変えます。料理は奇をてらうことなく基本に忠実をモットーに、素材の良さを生かしたい。これからの時期においしいのは魚介ではタコやカキ、野菜なら空豆や春野菜。常連さんも料理で旬の味に出合い、季節を感じてもらえれば」