広島経済レポート|広島の経営者・企業向けビジネス週刊誌|発行:広島経済研究所

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スポーツ応援談― SPORTS TALK―

2024年5月23日号
CWAL / 藤井 正彦 社長

西区商工センターに本社を構え、飲食店運営や経営コンサル、補助金申請支援サービスを手掛けています。
 呉市出身で、幼い頃からカープが生活の一部。中・高校生になると年間指定席を利用し、いとこと月に数回は旧市民球場に足を運んでいました。当時は万年Bクラスの暗黒期。前田智徳さんや緒方孝市さんらベテランの奮闘で先制しても、中継ぎ陣が踏ん張れずに逆転されるなんてことが日常茶飯事の歯がゆいチーム状況でした。そんな中で勝利した時の喜びはひとしお。この興奮を味わいたくて、のめり込んでいたのかもしれませんね。
 その頃の推しは〝左の代打の神様〟浅井樹さん。得点機で登場し、一打で仕留める姿はどんなスター選手よりもかっこよかった。同級生の間で携帯電話に浅井さんのステッカーを貼っていたのは僕くらいでした。
 社会に出た今も、カープは元気の源です。特に印象深いのは2017年7月7日ヤクルト戦の〝七夕の奇跡〟。5点を追う9回表にベテラン・若手選手がひとつになって最後まで諦めずにつなぎ、新井貴浩さんの3ランホームランで逆転勝利したシーンに胸を打たれました。仕事で行き詰まった時などにユーチューブで映像を見返すことで、自らを奮い立たせています。
 そんな新井監督がチームを率いて2季目。打撃陣が苦しむ中、投手陣の踏ん張りでなんとか上位争いに食い込んでいます。ファンの力で後押しし、新井さんの胴上げを見たいですね。

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