中区本川町のテナントビルの最も奥にある一室に、こぢんまりと店を構える。コロナ禍の2021年12月にオープンし、口コミ中心に客を広げる。
「9人しか入れない小さなお店です。少人数でお酒を片手に会話を楽しんだり、好きな歌を歌ったり。50〜60代を中心とする同世代のお客さまに1日の疲れを癒やし、ゆっくりと過ごしてもらえる店を目指しています」
アルバイトでのスナック勤務を経て、一念発起し独立を決めた。ウイスキーを中心に各種アルコールをそろえる。食べ物の持ち込みは自由で、時にカウンターに総菜が並ぶことも。女性の数人グループの来客もしばしば。来店客と会話を楽しみつつ、つながりを大事にした接客を心掛ける。
「貸し切りにも対応します。商談など大事な場面に使っていただければ」
店内は安佐南区の福祉施設に通う障害のある子どもたちの描いたネコの絵がずらり。気に入れば購入もできる。
「かわいらしい絵が多い。子どもの豊かな感性を大切にしてあげたい」