任意団体「プロダクション ウジナマニア」(内海祐一郎代表)は広島港のにぎわい創出を目指し、10月9日に県などでつくる広島港客船誘致・おもてなし委員会などと協働で実証実験イベント「広島港海のビア」を初めて開催した。宇品外貿埠頭に出入国管理や税関作業ができるクルーズターミナルが今春完成してインバウンド需要が高まる中、定期化することで地元利用を含めた誘客促進につなげる。
クルーズ客船「バイキングオリオン」が1泊2日で寄港したのに伴い、地域住民との交流を楽しんでもらおうと企画。防潮堤よりも海側で眺望の良い旅客ターミナルウッドデッキを会場に、ガーデンテーブルセットを約10組備え、アルコールや軽食を提供した。200人弱が来場し、通常はイベントが難しいエリアでの開催だったことからおおむね好評だったという。