広島経済レポート|広島の経営者・企業向けビジネス週刊誌|発行:広島経済研究所

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特集記事― FEATURE―

2025年5月15日号| 表紙の人
7大都市でマンション強化 収益不動産や賃貸物件も注力
マリモ / 谷本 勝秀 社長

マリモホールディングス(以下HD)の子会社で国内不動産事業を統括する「マリモ」の社長に、昨年8月に就任した。同HDはこれまでグループ会社の社長に次々と社員を登用してきたが、祖業の分譲マンション事業を担うマリモの社長に創業家以外が就くのは初めて。グループ全体のかじ取りは引き続き同HDの深川真社長が担い、グループで2030年をめどにビジネスとソーシャルビジネスの割合を50対50にする「ソーシャルビジネスカンパニー」を目指す。
-マリモの強みや優位性の源は何だと捉えていますか。
 当社は1970年に設計会社として創業以来、〝ものづくり〟の精神や技術力、優れた用地選定などを強みに事業を展開してきました。累計開発実績は全国489棟3万1623戸。オフィスビルや商業ビル、賃貸マンション、アパート、ホテルなど多彩な案件を手掛け、不動産総合デベロッパーへと成長。2025年7月期の売上高はマリモ単体で683億円、経常利益36〜38億円を予想しています。

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