広島経済レポート|広島の経営者・企業向けビジネス週刊誌|発行:広島経済研究所

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スポーツ応援談― SPORTS TALK―

2025年7月10日号
Tim(ティム) / 石丸 大樹 代表

県内のIT機器商社での法人営業などを経て3年前に独立。個人、法人向けに意識変革や目標の設定・達成を支援するコーチング業を営んでいます。
 呉市出身で、小学から高校まで野球部に所属し、以前の会社でも軟式野球部でプレーしていました。小学生の頃には旧市民球場にも行きましたが、一番の思い出は呉の二河球場で年に一度だけ開催される公式戦。野村、正田、江藤、金本選手らが並ぶ破壊力抜群の打線が魅力で、応援歌を歌うのも楽しかった記憶があります。また私はピッチャーだったので、同じ右投げの紀藤、山内投手、左では大野投手のマウンド姿も印象的。野球雑誌の連続写真をフォームの参考にしていました。
 最近は現地よりもテレビ観戦派。投手と打者の細かな表情の変化や駆け引き、バッテリーの配球の意図などを読み取りながら試合を見るのが楽しいです。
 商社の野球部では兼任監督を務めたこともあります。甲子園を経験したメンバーがいたり、会社から部費の補助が出たりと恵まれた環境だった半面、それをプレッシャーに感じてしまい選手との相互理解が不足していたのが反省点。現在のコーチング業では目標を押しつけるのではなく、対話を通じて相手の理想を言語化し、行動計画を立ててもらえるよう心掛けています。
 そういった点では、新井監督は自身の若い頃の苦労を基に、選手の気持ちにしっかり寄り添っていると感じます。見習いたいですね。

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