バルコムグループが今年3月、神楽をテーマにオープン。実際に着て記念撮影できる舞台衣装を置くほか、隔週土曜昼には北広島町などの神楽団によるイベントを開く。また6月に路面沿いの一角をそば打ち台に改装。13歳から地元同町で豊平流そば打ちを修行し、過去最年少の20歳で最高段位を取った職人が毎日手打ちする。
「爽快なのどごしを生み出すため、生地を切る前の薄く均一に伸ばす作業にこだわっています。せいろ蕎麦(1000円)は、麺の香りも楽しめるよう最小限の薬味と薄めのだしで提供。そば塩で食べるのもお薦めです」
夜は穴子の刺身、ウニホーレン、コウネなど県内定番料理のほか、飲み放題付きコース料理(5500円〜)も用意。酒は日本酒ベースの神楽ハイボールのほか、ビール、地酒、焼酎など約40種を置く。
「英語、ヴィーガンメニューを用意し、国内外の観光客のほか、50人規模のツアーも受け入れます。広島の文化発信の一助になれば」