飲食店経営などの東洋観光グループが昨年11月、居酒屋「えびすの宴」を業態変更した。鶏肉や海鮮を備長炭で香ばしく焼き、うまみを閉じ込める炭火料理を主体に、明太子入りのトロロをかけるもつ鍋なども人気を集める。
「お通しをなくし、一人550円の『入場料』を設定する代わりに、生ビール209円、サワー・ハイボール75円〜、ソフトドリンク1円〜の〝原価価格〟で提供する。セルフオーダーの導入や配膳動線を意識した座席配置でコスト削減を図っている」
個室からカウンターまで一席当たりの面積を広く取り、ゆったりと過ごせる。最大40人の宴会に対応。客の出入りで鳴らす太鼓を合図に、スタッフ全員があいさつすることで、店内に活気を持たせている。帰り際に駄菓子を贈るなど、楽しんでもらうため工夫を凝らす。
「若年層や2軒目での利用が増え、手応えを感じている。グループ唯一の居酒屋を守り、ゆくゆくは2店目も実現させたい」