広島経済レポート|広島の経営者・企業向けビジネス週刊誌|発行:広島経済研究所

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グルメ&ナイト― GOURMET and NIGHT ―

広島の経営者がおすすめするグルメやナイトライフのお店を紹介。

  • 2024年4月18日号
    牡蠣と肉と酒 MURO

    平和大通りの緑地帯に面する、カフェ併設の飲食施設「PLACE」内に3月23日にオープンした。生カキ「かきむすめ」、比婆牛のステーキなど県産食材にこだわったメニューを提供。seeds(安佐南区)の小野敏史社長と店を切り盛りする。
    「広島には歴史があり、おいしい食材も多く、ポテンシャルは高い。県外出身だからこそ分かる、広島の魅力を広く伝える役割を担いたいです」
     大阪府出身で日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)に所属し、2010年に引退。以降も食育指導などでスポーツ選手とのつながりを続け、21年にスポーツ関連の仕事で広島に移り住んだ。
    「引退後に飲食店を開きたいと考えていましたが、やはり厳しい業界であきらめかけていました。食材のおいしさを保つ冷凍事業を手掛ける小野さんに出会い道が開けました。効率的なオペレーションを実現し、スポーツ選手のセカンドキャリアのモデルケースになることも、この店の目標です」

  • 2024年4月11日号
    Bar Little Happiness

    約800本のウイスキーと、フルーツカクテルをメインに提供。22歳の時に、歓楽街の駐車場の一角を間借りしてタクシーや代行を待つ人向けに始めた。当初は酒は苦手で知識もなく、昼に派遣の仕事をしながら、バーテンダースクールに通い試行錯誤する日々を送った。
    「特にウイスキーは何を飲んでもしっくりこない。それでもあらゆる酒を試飲し続けて、ある日、独特の蜂蜜の風味が特徴のバルウェニーを飲んだとき、初めておいしいと感動。バラバラのピースがカチッとはまった瞬間でした」
     それからこの世界にはまって、蒸留所を巡り、国内外の作り手に会いに行った。4月はカリブ海マルティニークを巡り、ラム酒を取り扱う予定。
    「ウイスキーの中には熟成に50年以上かかるものもあり、完成前に引退する職人も。手塩にかけて育てたものを次の世代につなぎ、託していく。そんな世界観に引かれました」
     珍しい銘柄を求めて、ウイスキー好きが県外、海外からも集う。蒸留所について語らう時間が至福の時だという。

  • 2024年4月4日号
    社食堂

    建築設計事務所のサポーズデザインオフィス(中区猫屋町)が経営。昨年9月に開いたオフィス、飲食、サウナなどの複合施設「猫屋町ビルヂング」内に入り、「社員+社会の食堂」をテーマに旬や地域の食材を活用し、栄養バランスに配慮したメニューをそろえる。看板メニューの「ねこやプレート」は日替わりの2種類のメインともち麦ご飯に、野菜のへたなどでだしを取るスープが付き、女性客が多い。東京の系列店で経験を積み、開店に合わせ来広した吾妻尚美店長は、
    「長いもとクリームチーズを使う春巻きなど一工夫加えたつまみも人気。自家製シロップを使うノンアルドリンクや鍋などサウナ後に合う『サ飯』もあります。フレンドリーな接客を通して、また来たくなる店を目指します」
     2次会のケータリング依頼なども増え、手応えを感じているという。
    「今後は地域の事業者と連携したイベントなどを積極的に開き、天候の悪い日や休日も人通りの絶えない、活気のある町にするのが目標です」

  • 2024年3月28日号
    kamer(カーマ)

    3月1日、袋町公園近くにオープンしたビールバー。ベルギービールと国産品を4種ずつ厳選し、一杯1000円前後で提供する。
    「ベルギー産は度数が高く、甘みと苦みの調和が特徴。東京で会社員をしていた頃に専門店でおいしさを知り、海を渡って現地の醸造所のインターンに行くほど好きになりました。国産も東京時代に出会った品が中心で、例えば神奈川県鎌倉市のヨロッコビールを県内で扱うのは当店だけ。いずれも私が造り手と話し、信頼できると思った銘柄です。味だけでなく、彼らが込めた思いやストーリーも感じてほしい」
     オーナーは袋町小学校卒業生。地元の話で盛り上がるほか、崇徳中・高や明治大学の同窓生が来店することも。
    「地の利を生かした接客で幅広い層へビールの魅力を伝えるほか、将来は近隣の店とのコラボなどを通じ、地域に恩返しができればうれしい」
     つまみ類は好相性のチーズやピスタチオなど。持ち帰り用に100種以上のボトル酒を販売する一角もある。

  • 2024年3月21日号
    NEUT(ニュート)

    3月5日にオープンしたフランス料理店。不動産業のアイエス(中区、石井権一郎社長)が企画した若手アート作家の活動拠点「アートビル」の2階に入り、神戸の洋食店やビストロなどで修行したオーナーシェフがアラカルトを中心に振る舞う。
    「肩肘張らずに〝NEUTRAL(ニュートラル)〟な気持ちで過ごしてほしいという思いを店名に込めました。5階建てのビル全体がアートを楽しめる空間で、当店の壁面に展示する作品を購入することもできます。ワインや食事を楽しみながらアートを語り合える場にしたい」
     パテ・ド・カンパーニュやレバーコンフィ、自家製ソーセージなどの肉料理を看板メニューに据える。午後3〜6時には、夕食前に軽く酒とつまみを楽しむフランスならではの「アペロタイム」を用意する。
    「ディナータイムの仕込みをしながら、お客さんと一緒に『0次会』のように過ごす優しいひととき。こんな時間も含めて当店らしさを味わってほしいですね」

  • 2024年3月14日号
    会員制サロン 懐(かい)

    日本料理店「馳走啐啄一十(ちそう そったくいと)」(中区富士見町)の離れ兼会員制サロンとして昨年10月末にオープンした。2024年3月末までの期間は、ビジター利用も受け付けている。
    「おかげさまで本店は『食べログ』の総合ランキングで、全国約86万件中34位(2月26日時点)に。ご利用者さまのプライバシーを大切にしたいと考え、あえてビルの屋上に空間を作り込み、静かで穏やかなひとときを過ごせる大人の隠れ家に仕上げました。木を基調とした和の空間は京都をイメージ。心身の疲れを癒やし、ゆとりある時間を過ごしてもらいたい」
     料金はドリンク、サービス代全て込みで1万1000円。高品質なワインや日本酒、ウイスキー、焼酎のほか、豆からひくコーヒーや旬のフルーツなどを提供する。
    「会議や打ち合わせで使いたい方、仕出しを使っての宴席など、ご要望に応じて柔軟に対応いたします。『懐(かい)』には、懐かしく、慣れ親しまれる店にしていきたいという思いを込めました」

  • 2024年3月7日号
    ギョーザ倶楽部

    2023年7月にオープンした居酒屋。野菜や肉と一緒に焼きそばとソースを包んで焼く看板メニューの「広島お好み焼餃子」を中心に、シソ、ショウガなど定番6種を提供している。
    「広島お好み焼餃子は上からソースとマヨネーズ、青のりをかけて提供するので、ギョーザというより一口サイズのお好み焼きを食べる感覚。粉物感がないので酒はもちろんご飯にも合います。最も多い客層の若い女性の中で、一番人気はシソギョーザ。あっさりとした味わいで、ゆでた水ギョーザでの注文も多いです」
     中国やタイの銘柄も置くビールほか、日本酒、ハイボール、チューハイなどを扱う。午後2〜5時は一部ドリンクを300円で提供している。
    「ギョーザ1皿とお酒を1〜2杯だけ頼む『サク飲み』のお客さんが大半ですが、飲み放題付きのコース料理があるので、貸し切りで20人前後の利用もできます。地下に店舗があって初めての人には入りにくいとも言われますが、気軽に足を運んでほしい」

  • 2024年2月29日号
    オイスターバル Steam

    1月24日にオープンした。トランペット型のライトや、同じ空間にテーラーがある隠れ家的な雰囲気の中、水分とうま味が逃げないよう専用の蓋付き蒸し器を使った蒸しカキのほか、生、フライ、アヒージョなど多彩なカキ料理を用意。県内の江田島をはじめ兵庫県室津など全国から取り寄せ、生ガキを1年中提供する。
    「前職は生まれ育った大阪でカキ料理店に勤めており、独立を機に名産地の広島で店を出したいと来広しました。カキの素晴らしさを伝えたいと、民間資格の『ジュニアオイスターマイスター』を取得。ショットグラスに生ガキとソースを入れて食べ飲む新感覚スタイルの『オイルシューター』やさまざまな味付けのオーブン焼きなどで、カキの新たな魅力を発見してください」
     トマトや生ハムなどを串に刺したスペインのつまみ「ピンチョス」ほか、ワイン、日本酒、ビールなどを扱う。
    「英語メニューを用意し、観光客から地元の方まで一人で気軽に立ち寄れる店にしたい」

  • 2024年2月22日号
    武蔵と三平

    2012年の開業当時から、イカ天・チーズ・ネギやあぶり焼きマヨネーズといったトッピングをふんだんに使う「邪道焼き」が主力メニューのお好み焼き店。店長が開発した同メニューは17年開催の第1回さえきフェスタお好み焼き総選挙でグランプリに選ばれ、コロナ禍中は年間4000枚以上の持ち帰り注文があったという。
    「特に広島県民の間では、トッピングの追加やマヨネーズをかけることを『邪道』とからかわれることがあるとか。邪道を好むお客さんも気兼ねなく注文できるよう、あえて全面的にうたったメニューを考案しました。たっぷりのマヨネーズで、香ばしいのになぜかしつこくない味わいが特徴です」
     昨年夏からは安佐南区川内産の「ミニ広島菜」を乗せたお好み焼きを提供しており、葉身は通常の半分以下のサイズで苦みが少なく、食べやすいと好評という。
    「生まれ育った広島に根強い愛着があり、今後も地元にちなんだ変わり種メニューを随時打ち出していきたい」

  • 2024年2月15日号
    おでん酒場 るつぼ

    おでんと中華料理を提供する居酒屋。以前は旧広島駅ビル南口ASSE2階でおでん屋を営業していたが、建て替えに伴い閉店。2018年に、昔、中華料理店で修業していた頃の先輩と共同で新装オープンした。
    「前の店は場所柄、会社帰りの利用が多かっただけに当初は客離れを心配しましたが、こちらは勤め先に近いからと寄ってくれる人がいてありがたい。サラリーマンが大半の中、中華一筋だった先輩の強みを生かしてメニューに加えたところ、若い人や女性客も増えて、グループ客に好評です」
     おでんはかつお・昆布だしの飽きがこない薄味で、食材の持ち味を生かす。地元の酒をそろえ、時季に合わせて小イワシやしめさばなどの刺身、一品料理を用意。中華も自家製ラー油のマーボー豆腐、塊肉からたたいて作るシューマイ、担々麺など定番がそろう。コース料理の希望にも応じる。
     昨年7月には2店舗目として、堀川町にカウンターだけの「チャーハン るつぼ」を開業した。

  • 2024年2月8日号
    生肉専門店 焼肉 金次郎

    山口県岩国市を拠点に、岩国・大竹・広島で焼き肉店や喫茶店「麻里布珈琲」など8店を展開する1984年創業のカンパーニュが運営。8年前に開いた岩国本店に続く2店舗目を2月5日、中区堀川町にオープンした。
    「保健所の厳しいチェックを経た和牛をユッケや肉刺しなどで提供。黒毛和牛、神戸牛、地元岩国の高森和牛など、予約限定メニューを合わせると牛刺しは30種類以上を用意しており、品数は日本一です」
     ハツ・ツラミなどのほか、希少部位が充実。岩国本店で1番人気のタン刺しは、午後6時に売り切れることもあるという。生肉のほか、焼き肉にもこだわっている。
    「長年の夢だった念願の広島繁華街への出店。広島一の焼肉屋を目指して、一切の妥協を許さず、これから足を運んでくださるお客さまが笑顔になるようなおいしい肉を提供したい。明るく元気に、感じの良い接客を心掛けます」
     広島店では接待や記念日などに利用できる、個室のVIP席を用意。

  • 2024年2月1日号
    饂飩(うどん)屋 口位(こうい)製麺所

    1946年創業で製麺のひまわりフーズ(廿日市市串戸)が昨年2月に開いたうどん店。天ぷら、きつね、肉の3種のうどんをワンコイン(450〜500円)で提供する。近隣会社員のランチ利用が多い。席数は15席。
    「初めての飲食経営に踏み出した背景には、『つるつるでのど越しの良い当社自慢の麺を一人でも多くに知ってほしい』という社長の強い思いがある。スーパーで扱う生麺などの拡販につなげたい」
     北海道産小麦粉100%で作る麺は、断面がひし形になる独自の製法を採り、柔らかさと手延べのようにコシのある食感を両立させる。カツオ、サバなどを使ったしょうゆだしはうまみやコクの深さが特徴。季節や水の温度に合わせて配合や煮だし時間を変え、同じ味を保てるよう工夫を凝らす。
    「顧客の声を受け、2種の具材を乗せるダブルトッピングなどメニューを拡充。近くラーメンも始める計画だ。ゆくゆくは店内を改装し、一人の客が来やすいようカウンター席を増やしたい」