マーケターとして、カルビー勤務時代に長らく30億円台で頭打ちが続いていたシリアル食品「フルグラ」の売り上げを5 年間で約10倍に急成長させた。アヲハタ入社の経緯や今後の目標について聞いた。
-カルビー勤務時代にシリアルを日本に浸透させました。
長らく30億円台で頭打ちが続いていたシリアル食品「フルグラ」の年間売り上げを最低でも100億円に伸ばすことが私の使命でした。そこでマーケティングのやり方を従来とは大きく変え、250億円のシリアル市場ではなく、17兆円の朝食市場をターゲットに据えて「グラノーラ」という新カテゴリーを創出する戦略を採りました。世の中で一番朝食に困っているのは子育て中の働く女性だと考え、子どもに出しても手抜きの罪悪感を感じないブランディングを意識しました。