広島経済レポート|広島の経営者・企業向けビジネス週刊誌|発行:広島経済研究所

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特集記事― FEATURE―

2024年12月12日号| 表紙の人
本社移し整備工場新設 業務効率や魅力高める
広島トヨタホールディングス / 藤井 一裕 社長

8月27日、マリーナホップ近くの西区観音新町4―10―134で2階建て延べ約4900平方㍍の新本社「モビリティスクエア」の稼働を始めた。本社機能は中区広瀬北町から移転。カスタマイズ店「GRガレージ」も五日市IC近くから移し、整備工場を併設する複合拠点として打ち出す。開設の狙いや背景について聞いた。
―開設の背景を教えてください。
 2020年から当社では、100年に一度とされる業界の変化に対応するための社内改革を進めています。その中でカーディーラーの基盤収益となる整備の面において、二つの大きな課題があると認識しました。一つ目は工場のキャパシティー不足です。既存工場の拡張は難しいため、アクセス性に優れた広い土地として、この場所がベストと考えました。

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