マツダ、広島大学、広島県など産学官でつくる、ひろ自連は発足10周年を迎える。田邉昌彦議長にこれまでの実績、新しい取り組みなどを聞いた。―10周年を迎えます。これまでの実績をお聞きします。 2015年にものづくり産業の成長、人材育成、集積による地域経済の活性化を目指す産学官連携組織として発足。カーボンンニュートラル(CN)、DXへの対応、高齢社会、過疎化が進む中、車の新たな利用価値の創造など社会課題に対応するため、20年に組織再編し三つの委員会(クルマづくり価値創造、クルマ利用価値創造、イノベーション人財育成)を新設し、その下に八つの専門部会を配しました。広島は自動車の完成品メーカーとサプライヤーが集積する特別な地域で、研究開発機能を持つ企業の集積は関東、東海のほか、西日本では広島だけです。このアドバンテージを生かし広島の自動車産業の競争力を強化するためには産官学の連携が不可欠。