広島経済レポート|広島の経営者・企業向けビジネス週刊誌|発行:広島経済研究所

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特集記事― FEATURE―

2025年7月10日号| 表紙の人
トップ交代し販売戦略を再構築 XR分野拡大へ新事務所も
アスカネット / 村上 大吉朗 社長

グロース上場で、遺影写真加工、写真集制作などを手掛ける。販売不振の空中結像プレートの棚卸資産評価損2億5100万円を計上し、2025年4月期連結決算は上場以来、初の赤字となった。松尾雄司前社長から経営のバトンを引き継いだ村上大吉朗社長に、同プレートなど空中ディスプレイ事業の立て直し、近年力を入れるバーチャル・XR関連ビジネスの展望などを聞いた。
-業績回復へ責任重大ですね。
 25年4月期連結売上高は前年比3・2%増の72億6300万円、経常利益は62 ・3%減の1億7800万円、純損失は2億6300万円を計上。売り上げは上昇基調だが、利益率が下落傾向。特に営業面で負け癖がついてきており、成長を体感できる環境、会社に変えて社員の自信を取り戻したい。投資家をはじめ外部の視線は厳しい。皆に納得してもらえるよう激しく動き、結果を出す。

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