広島経済レポート|広島の経営者・企業向けビジネス週刊誌|発行:広島経済研究所

広島経済レポート|広島の経営者・企業向けビジネス週刊誌|発行:広島経済研究所

特集記事― FEATURE―

2025年11月13日号| 表紙の人
業務提携でクロスセル推進 無添加ハム・ソーセージに力
福留ハム / 福原 治彦 社長

スーパーで扱うハム・ソーセージなどの食肉加工品を製造。スーパー、飲食店など向けに精肉卸も手掛ける。長年の業績不振を背景に、来年3月から3カ年の事業再構築計画を策定した。鶏肉加工のトリゼンフーズ(福岡)、食肉商社の双日食料(東京)との業務提携などを柱に、Ⅴ字回復を目指す。福原治彦社長に意気込みを聞いた。
-業務提携の狙いは。
 同じ肉の分野でも当社とは異なる商材や販路、強みを持つ企業と協力することで、事業基盤を強固にできるのではないかと考えた。かねてから取引のあった両社に声を掛けたところ、販路や商品ラインアップを拡大したい先方と思惑が一致し、トントン拍子に話が進んだ。

一覧に戻る | HOME