広島経済レポート|広島の経営者・企業向けビジネス週刊誌|発行:広島経済研究所

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特集記事― FEATURE―

2026年1月22日号| 表紙の人
青果物の調整役を担う 物流や加工分野に注力
広印広島青果 / 坂田 博文 社長

中四国地区でトップクラスの取扱量を誇る、広島市中央卸売市場中央市場(西区草津港)の青果卸売り。消費者ニーズの多様化、生産者の高齢化、物流の人手不足など、業界は大きな転換点を迎える。昨年6月に就任した坂田博文社長に、安定供給の仕組みづくりと、市場の役割の進化に挑む思いを聞いた。
-青果物卸売りを取り巻く環境をどう見ていますか。
生産者の高齢化が大きな課題だ。中国地方の農業従事者の平均年齢は75歳に近づいていると聞く。営業時代から付き合っている生産者が今も代替わりしておらず、業界の高齢化を肌で感じている。卸売市場は消費者に安定的に商品を届ける調整機能を担うが、その前提となる生産自体が揺らいでいる。青果物は天候に左右されやすく、出荷量は日によっても大きく異なる。それを調整する役割は、われわれ卸売市場でなければ果たせない。

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