食品パッケージ商社のシンギ(中区、田中友啓社長)と県立叡啓大学(中区幟町、有信睦弘学長)は3月5日、紙コップ回収を通じて資源循環の新たなスキーム構築を目指す(社)サーキュラーラボ広島を設立した。初の同大学発ベンチャーとして認定。代表理事に就いた河村伸枝氏(同社)と、主導した定金基理事(同学)に設立の背景と事業の展望を聞いた。
―設立に至った経緯は。
河村 同学の共創プロジェクトに当社が2期連続で参加したことがきっかけだ。社内のリソースだけでは解決に至っていない問題にアカデミアの知見を入れたいと考えた。
定金 同プロジェクトでは、大学の教員、学生と企業が約半年間で企業課題の構造化から解決策の実証までを行う。緊急度は低いが重要な課題に外部の視点を入れて解決する狙いだ。