胡町本店、福屋広島駅前店など9カ所のお好み焼き・鉄板焼き店を展開する。蔵原春利社長は、
「商業施設の営業日に準じる店舗を除き、コロナ感染防止の営業自粛要請に可能な限り協力しています。ウォルト、フードパンダの宅配サービスが利用でき、イオンモールの広島府中と祇園店は2月から出前館に対応予定。もともと麺全体をしっかりと焼く方針で、宅配やテークアウトでもベチャッとした食感にならず、おいしいです」
国産小麦粉100%の特製麺をはじめ、地産地消で庄原市高野町などの県産キャベツ、免疫力を高める竹粉配合の無農薬エサで育てられた県北部の鶏卵を使う。センナリのHACCP認定工場で作る特製ソースも強み。食の安全と味の両立を追求している。営業中の店舗の出入り口にはタブレット型自動検温器や消毒スタンドを備え、全テーブルに消毒液を置く。お好み焼き店には大きなダクトがあり、換気が十分にされているという。
「つらいのは私どもだけではありません。どんな状況でも焼き手が最高の一枚一枚を積み重ねていくことが、これからも五ェ門が愛される唯一の道だと思っています。常連さんからの励ましの言葉が何よりうれしい」
新年は汁なし担々麺のような風味の「担々焼きそば」のタレを一新する予定。