和テイストを盛り込んだ和洋創作料理を提供するイタリア料理店。3月で7年目を迎える。広島市南区出身で、県内和食店をはじめ、東京の老舗ホテルでフレンチやイタリアン、北海道でジンギスカン料理など幅広く経験を積んだ住本茂店主は、
「開店当初から洋食にとらわれず、いろいろな料理を楽しんでもらえるように要望があればみそ汁や煮物も作る。メニューにない料理ばかりを頼む常連さんもいます」
店内にルアーやリールなどを飾るほどの釣り好きで、店休日には旧知の経営者など常連客と遊漁船で近海に繰り出し、釣果をメニューに加えることも。持ち込みにも応じる。
「ランチでハモのフリットを出したり、県北で食べられるワニ(サメ)料理を前菜で出したりと、目の前のお客さまにいかに楽しんでもらえるかを大切にしています。コロナ禍で始めたカレーのテークアウトが口コミで人気が広がるなど、地元の人に支えてもらっている。縁を大事に、愛される店づくりに一層まい進します」