東京、軽井沢、京都、イギリスで約13年間、修行を重ねた銀純洋オーナーが日本料理と仏料理の調理法でつくるオリジナルの和食フレンチ〝瀬戸内キュイジーヌ〟を提供する。カウンター越しに見えるいろりや木を基調とした和の落ち着いた雰囲気が特徴で、肩肘張らず女性1人でも来店しやすい店づくりを目指す。オーナーは県主催の料理コンクールでファイナリストに選出されており、商工会議所や日本政策金融公庫での講談や、地元企業主催の料理教室の講師なども務める。
「技術面で地方の飲食店にもまだまだできることがあると実感しています。真空調理や低温調理、瞬間薫製など、一般的な食材に最新の技術を使い、求めやすい価格で提供することで広島の食文化向上に努めたい」
瀬戸内の魚介類や野菜など旬の食材を使った全7〜8品のコース「かしはら」5000円が人気という。