広島駅南口に近く、レトロな雰囲気が人気の「エキニシ」エリアに2月にオープン。運送業などのセンターユース(中区八丁堀、竹田貴志社長)が新事業で立ち上げた。石丸宏店長は、
「1、2代目の串揚げ屋から店舗・店名を継ぎ、業態転換。唯一の中華料理店のようで、魅力的な店が並ぶこのエリアを一緒に盛り上げたい」
これまで30年近く、四川などの中華料理店やホテルなどで腕を振るい、一時は自身の店も構えた。ミンチとニラだけを入れ、肉の食感を楽しめる焼きギョーザ、ゴマでなめらかに仕上げたスープが特徴の担々麺、辛味を抑えて食べやすい石窯マーボー豆腐などを主力に30品以上を提供。1階はカウンター6席、2階は懐かしさを感じる座敷に4人テーブルが2卓、未使用の3階はいずれ隠れ家のように使える部屋に改修予定。
「大衆的で懐かしい『町中華』を提供する。1人でも気軽に立ち寄れて、落ち着いて過ごしてもらえる店にしたい」