市内で鉄板料理店2店を経営。八丁堀店が2月に12年目、三川町店が5月に5年目を迎えた。主力のステーキは部位ごとに異なる肉卸から仕入れる。鉄板に乗せた網の上で約1時間かけてじっくりと低温で焼き、ジューシーで口の中でとろけるような食感を楽しんでもらう。特に牛ヒレ・シャトーブリアンが人気で、9割以上の客が注文するという。美野由人店主は、
「魚介や野菜にもこだわる。例えば、アスパラやレンコンは農家を直接訪れて買い付けます。当店を選んでいただくお客さまに喜んでもらうため手間を惜しみません」
客との距離感を大切にし、常連が6〜7割を占める。鉄板で調理する焼きポテトサラダは開店当初から人気があり、
「焼いてみたらおいしく思い切ってメニュー化。今では来店時のとりあえずの一品です。コロナの影響を受けていますが、今こそさまざまなことに挑戦し、お客さまに恩返ししたい」
近く宅配用リュックを背負い料理を届けるサービスを始める。