すし店「すし亭」を営むひのき(西区)が5月、紙屋町店を新業態に刷新。握り、刺身、天ぷら、酒などほとんどを390円(税別)以下で提供する。和食の料理人だった父の影響で入社し、各すし亭店長などを経験した津間友治店長は、
「すし亭同様、水揚げ当日の新鮮な魚介類を仕入れる。魚によって管理方法を変え、氷の中で寝かせたり、塩を振って熟成させたり、ベストな状態でお出しできるよう工夫している」
「にぎり盛合せ」やランチ限定の「海鮮丼」(500円、吸い物付き)が近隣会社員や買い物客に人気。今後、若年層の来店を一層増やしたいとする。コロナ収束後に、毎月のマグロ解体実演の再開を計画。
「コロナ休業中、アルバイトも対象に、接遇を学ぶロールプレーイング研修を行った。ありがたいことに特定のスタッフの接客を気に入り、通ってくださる方も。今後もお客さまとの会話を大切にしたい」