宇品・千田廟公園から南へ続く御幸通りに建つ、古民家をリノベーションした喫茶店。レトロ感のある店構えだが、2月24日にオープン1周年を迎えたばかり。牟田英代店長は、
「祖父母宅がある小さなころから親しんできた通りで、空き店舗が増えて寂しかった。下町感のある面白いエリアなので若い人が来店して活気が出ればと出店を決めました」
名物は手作りコロッケで、週替わりでカニクリーム、カレーなど4種類を用意する。コロッケに総菜を盛り合わせたランチのほかにテークアウトがあり、近所のファミリー層から年配者まで訪れるという。市内の焙煎所に依頼したオリジナルブレンドのコーヒー、クリームソーダ、ベニエ(揚げ菓子)などのスイーツも用意している。
「夜の営業ができるようになったらお酒も出したい。今、店舗の裏側に喫茶の待合やテイクアウト用のデッキスペースを整備中。イベントなどにも活用する計画です」