リーガロイヤルホテル広島1階のブッフェレストラン。1年半前から、南米を代表するバーベキュー料理「シュラスコ」をメインに据える。牛のさまざまな部位の塊肉を鉄串に刺し、じっくりと豪快に焼く。焼きあがった肉を客席まで運び、目の前でカットして提供する。篠原浩一マネジャーは、
「都市圏ではシュラスコ専門店があるが、ホテルレストランで味わえるのは全国でも珍しい。焼肉、鉄板焼きとは違う調理方法や見た目、ライブ感も楽しんでほしい」
塩・こしょうでシンプルに味付けし、ジューシーで軟らかい4種類の肉や焼きパイナップルを用意。一番人気は希少部位でもあるイチボで、程よく脂身があるという。
広島県出身。大阪の本社に就職後、約20年前に広島に転勤となり、前身の「コーヒーハウス コルベーユ」に配属。当時は泊まり込みの勤務体系で先輩たちと過ごす時間も長く、接客やサービスのいろはを学んだという。現在は指導する立場となり、若手の育成に力を注ぐ。
「3月からデザートメニューを15種類へ拡大。春の慶事でぜひ肉とスイーツを楽しんでほしい」