2016年から営むA5ランク和牛専門の焼き肉店。小林基岐オーナーは高校卒業後に食肉卸に入社し、肉の解体に従事。その後、市内の複数の焼き肉店の厨房で経験を積んだ。
「A5の中でもサシと赤身のバランスが良く、肉質が軟らかいメスを主に仕入れています。オリジナルのブレンド塩で肉そのものの味を感じてほしい」
隠れ家のような店構えから記念日や接待利用が多く、シャトーブリアン入りの「肉匠コース」(7000円)などが人気。仕入れ網を生かし、カイノミ、インサイドスカートなど珍しい部位も扱う。和牛の原種で年2回だけ入荷する天然記念物の見島牛を楽しみに、随分前から予約する客もいるという。
「肉の特徴や産地、お薦めの食べ方のほか、ビールからワイン、日本酒、ウイスキーまで豊富にそろえる酒から肉ごとに合うものをお伝えしています。心ゆくまで肉と酒をご堪能ください」
テイクアウトの弁当も好調で、2月にオンライン予約を始めた。