「みっちゃん総本店」を展開するISE広島育ち(佐伯区)が2013年に中区のそごう広島店に開いたお好み焼き店。白と黒を基調にしたモダンな店内で、広島牛のサーロインステーキや牡蠣のバター醤油ソテーなど県産食材を使うメニューもそろえる。金川裕司店長代理は、
「お好み焼きを鉄板料理のコースの中に盛り込んだ新しいスタイルの店です。食を通じて〝広島〟を感じられると、観光客や接待利用も多い。県産のワインや日本酒とのマリアージュを楽しんでほしい」
6月に岡山の「暮らしと珈琲」のコーヒーを提供開始。自社のソースの甘みや酸味と合うように焙煎し、苦みのある味わいにした。
「意外な組み合わせと感じるかもしれませんが、食事の締めに飲むと風味が変わる不思議な1杯。反響次第で豆の販売も視野に入れています。〝広島のソウルフード〟の価値向上を目指し、今後もさまざまな仕掛けを企画したい」