ギョーザ皮製造の井辻食産(安佐南区)のグループで、飲食店「餃子家 龍」運営の井辻フードアンド(同)が6月30日に開いた新業態。県産の豚肉とキャベツ、ネギをふんだんに使う龍の人気メニュー「ひろしま餃子(7個、550円)」ほか、お好み焼き、ウニホーレンなどの一品料理を鉄板で焼いて提供する。お好み焼き(豚・卵・そば、980円)は県産キャベツ・豚のほか、石本農場(北広島町)の卵、井辻食産が過去に運営したラーメン店「ひろしまランメン」の麺を採用。持ち株会社の井辻龍介社長は、
「鉄板に適したギョーザの焼き方を研究し、数回に分けた差し水でもっちりした皮にする。専用のふたも開発中。鉄板で食べるギョーザのおいしさを広め、他のお好み焼き店でも当たり前にギョーザが食べられるようにしたい」
宮島ビール、桜尾ジンソーダなど地元ゆかりのアルコールを充実。飲み会・宴会のほか、観光客の来店も見込む。生産者のこだわりを伝えたいと、畑などを訪ねるスタッフ研修を計画する。