府中焼きの有名店など、3店で合計10年近く修行した店主が独立、昨年12月1日にオープンした。牛100%のミンチ肉、乳酸発酵させた餌で育った鶏の卵など良質な食材を使うほか、接客にもこだわりを持つ。
「幸せな時間を過ごしてもらうことがコンセプト。例えば観光で訪れた方や子どもに焼く体験をしてもらうなど、枠にとらわれないよう心掛けています。味を褒めてもらえたら、今日が一番おいしいですよと冗談交じりに返すことも。そこで笑顔が生まれ、楽しそうな姿を見られるのが、私にとっても最高の幸せです」
基本の肉玉そばに加えてエビ・カキといった海鮮、牛スジやショウガなど豊富なトッピングをそろえ、ドリンクではワインも提供する。
「〝お好み焼きにしか合わないワイン〟と銘打っています。市販品ではなく、卸業者から特別に調達。牛肉の味がより引き立ちます」
月曜定休だが、団体利用などの要望があれば柔軟に対応するという。