2012年の開業当時から、イカ天・チーズ・ネギやあぶり焼きマヨネーズといったトッピングをふんだんに使う「邪道焼き」が主力メニューのお好み焼き店。店長が開発した同メニューは17年開催の第1回さえきフェスタお好み焼き総選挙でグランプリに選ばれ、コロナ禍中は年間4000枚以上の持ち帰り注文があったという。
「特に広島県民の間では、トッピングの追加やマヨネーズをかけることを『邪道』とからかわれることがあるとか。邪道を好むお客さんも気兼ねなく注文できるよう、あえて全面的にうたったメニューを考案しました。たっぷりのマヨネーズで、香ばしいのになぜかしつこくない味わいが特徴です」
昨年夏からは安佐南区川内産の「ミニ広島菜」を乗せたお好み焼きを提供しており、葉身は通常の半分以下のサイズで苦みが少なく、食べやすいと好評という。
「生まれ育った広島に根強い愛着があり、今後も地元にちなんだ変わり種メニューを随時打ち出していきたい」