建築設計事務所のサポーズデザインオフィス(中区猫屋町)が経営。昨年9月に開いたオフィス、飲食、サウナなどの複合施設「猫屋町ビルヂング」内に入り、「社員+社会の食堂」をテーマに旬や地域の食材を活用し、栄養バランスに配慮したメニューをそろえる。看板メニューの「ねこやプレート」は日替わりの2種類のメインともち麦ご飯に、野菜のへたなどでだしを取るスープが付き、女性客が多い。東京の系列店で経験を積み、開店に合わせ来広した吾妻尚美店長は、
「長いもとクリームチーズを使う春巻きなど一工夫加えたつまみも人気。自家製シロップを使うノンアルドリンクや鍋などサウナ後に合う『サ飯』もあります。フレンドリーな接客を通して、また来たくなる店を目指します」
2次会のケータリング依頼なども増え、手応えを感じているという。
「今後は地域の事業者と連携したイベントなどを積極的に開き、天候の悪い日や休日も人通りの絶えない、活気のある町にするのが目標です」