7月1日にオープンした和食ダイニング。西区三滝町に構える料亭旅館「三瀧荘」の姉妹店で、内装は朱赤と漆黒カラーを基調とし、シックで落ち着いた雰囲気とした。夜営業だけで、おでんコースは5500円から、懐石コースは7700円からそろえ、本格的な料亭の味を三瀧荘に比べて割安に提供する。平均予算は1万円。
「トリュフやウニなどを乗せた広島牛カツレツ、穴子の白焼きなど県産食材をふんだんに使った一品をそろえるほか、庶民的フードのおでんも用意。複数の具材を一鍋で煮込むイメージがあるかと思いますが、当店ではベースのだしも各食材に合った味付けをしており、一品ずつ提供しています」
同店は歓楽街に位置することから、宴会や2次会利用などを見込み、最大18人収容可能な個室を別料金なしで用意する。
「じっくり手間暇かけた料理をまずは目で楽しんだ後に口に運び、重層的な味わいと余韻に浸るといった、五感全てで楽しんでいただきたい」