リバイバルでZ世代にも人気が出ている70〜80年代の昭和歌謡を流すバー。アメリカンダイニングバー・ケンビーズ2階を改装し、新店舗として10月5日に開店した。
「もともと山口百恵など70年代アイドルの歌が好きでよく聴いていた。会社員で東京勤務の時、昭和歌謡のレコードをかける居酒屋があり、皆が曲に合わせて振りを付けて一緒に歌ったりして盛り上がる様子に、こんな店が広島にあればとずっと思っていた。今回オーナーから改装の話を聞き、コンセプトを提案して賛同してもらった」
壁には当時を知る世代には懐かしいレコードジャケットを並べ、約4000曲を用意。アナログレコードの温かみのある音でリクエスト曲をかける。自家製クラフトビールやフードなど、1階と同じメニューを提供する。
「昭和歌謡は音楽と共に歌詞も味わい深い。BGMとして雰囲気を楽しんだり、曲を聞いた頃の思い出話をさかなに飲んだり。また、異なる世代の会話のきっかけになればうれしい」