住宅街にあるお好み焼き店。先代の宮原勝江さんから事業を引き継ぎ、10月にリニューアルオープン。店名も「福の神」から変更した。
「佐伯区のお好み焼き店に6年ほど勤め、いずれは自身の店を持ちたいと考えていました。縁あって13年にわたり地域に愛されてきた店を任せていただき、身の引き締まる思い。廿日市の原地域で採れた『廿日九条葱』、生エビなどを使う福の神焼き(1400円)といった看板商品のほか、無料のキャベツ大盛りサービスなど、これまで守り続けてきたことを大切にしながら、さまざまなことに挑戦したい」
食感を重視し、キャベツを蒸らしやすいように従来よりも細い千切りに。鉄板の温度も高めに設定した。夜営業に力を入れたいと、日本酒などドリンクの種類を増やし、各種鉄板焼きといった一品メニューも充実させる。
「こうした店は地域の交流拠点としての役割も担っていると思います。コミュニケーションを大切にし、気軽に集える場を目指します」