4月に夫の劉高福シェフと開店。共に中国重慶市出身で、故郷の味をメインに提供する。夫は2005年頃から市内の中華料理店「老四川」に勤め、稲荷町店では料理長を務めた。「日替わりランチ」(780円)はマーボー豆腐、ホイコーローなど曜日別の主菜1品にサラダ、唐揚げ、スープ、おかわり自由のご飯が付く。
「重慶料理は四川料理の中でも香辛料の刺激が強いと言われます。通常の定食は日本人向けに控えめですが、現地の味付けに変更も可能です。薬味の効果で冬の体を温めますよ」
夜はより本格的な単品メニューを用意。例えば高菜と川魚を煮込む「酸菜魚(スァンツァイユー)」は重慶の代表的料理で、酸味と花椒(ホアジャオ)の辛さにビールが進むという。そのほか重慶火鍋コース(2980円〜)、飲み放題付きコース料理(8品4000円〜)、52品から選べる食べ放題(4500円)も。
「重慶市と友好都市である広島の皆さんに本場の料理を味わってほしい」