昨年8月開店の創作和食居酒屋。島根県出身の店長が、海鮮や牛肉など故郷の食材を使う一品料理と同県26蔵の日本酒(90ミリリットル600円〜)を中心に提供する。
「中でも日本海のモサエビの刺身(3尾900円)が人気。甘エビよりサイズが大きく、濃厚な甘みとうまみ、弾力ある食感に酒が進みます。私の地元、飯南町の赤名酒造の純米酒『絹の峰』と合わせるのがお薦め。フルーティーな冷酒が料理を引き立てます」
同町産の牛乳と地域ブランドサツマイモ「森の絹」を使うアイス(500円)も用意。イモ由来の自然な甘みと牛乳のコクでスイートポテトのような味わいが楽しめる。また、長時間座っても疲れないよう、カウンターにはリビング用のイスを設けた。
「自宅のようにゆったりと食事や自身の時間を楽しんでいただけます。常連さまで週に一度、読書するために訪れる方も。『ただいま』、『おかえり』と言い合える家族のような間柄を増やしていきたい」