「焼肉馬場ちゃん」運営のアップドラフト(中区)が7月1日に開いた新業態。広島牛など県産食材を使う鉄板焼きとお好み焼きを提供する。
「広島を代表する2種類のお好み焼き(1320円)を用意。パリパリとした食感で酒に合う府中焼きは地元の方に、ふんわりと仕上げたキャベツをドーム状の卵で包み込んだ広島焼きは観光客を中心に人気です」
既存店の仕入れ網を生かし、品質や鮮度の高い広島牛を購入。赤身のうま味を感じやすいA4を基本に、リーズナブルな価格で出す。広島赤どり、地ダコ、祇園パセリといった地場食材をふんだんに使い、がんす、子持ちこんにゃく、花ソーセージといった地域ならではのメニューも充実させる。
ホテルで婚礼料理などの経験を積み、同社に入社。同店開業に先立ち、古巣で鉄板料理を学び直したという。
「町の洋食屋さんのような、地域で長く愛される存在を目指す。スタッフを丁寧に育成し、何を食べても毎回おいしいと思っていただける店にしたい」