お好み焼き店「麗ちゃん」(JR広島駅ビルekie内)などで計4年間修行した代表が、念願の自店舗を6月にオープンした。
「麺の味付けにケチャップを使うという麗ちゃんならではの手法に感銘を受け、当店でも行っている。麺1本ずつ丁寧に火を通し、高温でトマトなどの酸味が飛ぶため程よい甘みが広がるのです。このほかキャベツは外葉を太切り、甘みのある芯に近い部分は細切りに。そのうま味が逃げないように優しくヘラで抑えるなど『端まで美味しいお好み焼き』を目指し、細部までとことんこだわり抜いています」
地元広島を愛し、神社巡りが趣味の代表は2カ月に1回は宮島へ訪れるとか。観光や出張客には厳島神社をはじめとする定番スポットを、地元客には〝知る人ぞ知る〟名所やお薦めの飲食店を紹介しているという。
「地元客からは『ここに来るとなぜか落ち着く』と言われることも。広島に住んで、広島に来て良かったと感じるきっかけとなる店であり続けたい」