広島経済レポート|広島の経営者・企業向けビジネス週刊誌|発行:広島経済研究所

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経済ニュース― NEWS ―

  • 今週の表紙
    グループの保育専門会社を設立 / 宇多川 清美 氏
    NEWSな人
    品質に徹する 海外視野に販路拡大 / カクサン食品 中村 通孝 社長
    中国本部長に就任 企業の成長に寄り添う支援 / 中小機構中国本部 西 祐喜雄 本部長
ニュース一覧
QDパワーが大野に蓄電池システム工場 〝次世代 全固体電池〟使い大容量高性能化
太陽光発電・蓄電システム開発のQD Power(中区本通7-29、寺田典広社長)と電子制御機器など製造のサンエス(福山市、佐藤卓己社長)、蓄電池事業などのソリッドバッテリー(東京、鈴木修一代表取締役)は、自動車メーカーなどが実用化を目指す全固体電池を用いた「系統用大容量高性能蓄電池システム」を開発した。7月から廿日市市大野2-11-43で組み立て工場を操業し、8月に販売を始める。
お多福醸造がコメ由来の代替タンパク質製造へ
世界の人口増加によるタンパク質不足を背景に代替肉が注目される中、オタフクソースのグループで酢製造のお多福醸造(三原市大和町、佐々木孝雄社長)は、こうじ菌を活用したコメ由来の代替タンパク質の製法の開発に着手する。7月、大和工場にこうじ菌を造る専用機などを導入。製造技術を確立した後、量産化、品質の安定、コストの検証を進め、2026年以降の市場投入を目指す。
中電工、映像のAI多用途解析サービス始める
中電工(中区小網町、重藤隆文社長)は、カメラから取得した映像のAI解析などを提供するサービス「CaaS(カーズ)」を本格的に始めた。商標登録に加え、4月には専用サイトを開設し、情報発信を強化。交通や人流、水位などさまざまな目的に合わせた分析ができる点を訴求し、防災や観光などへの活用を目指す。
市信用が21期連続増収、利益も過去最高更新
広島市信用組合(山本明弘理事長)の2024年3月期決算は、売上高に当たる経常収益が前期比4.8%増の196億1100万円と21期連続で増収となり、過去最高を更新した。経常利益が2.4%増の67億9700万円、当期純利益は3.3%増の48億800万円で、いずれも前期に続き過去最高を上回った。今期も22期連続の増収のほか、経常、純利益も過去最高更新を見込み、純利益は初の50億円の大台達成を計画する。6月10日には府中支店(安芸郡府中町鶴江1-25-31)を移転新築オープンした。
広島マツダ、大阪駅至近に広島の物産館開業へ
広島マツダ運営の「おりづるタワー」(中区大手町)は7月31日、県外初出店となる物産館「ひろしまIPPIN(逸品、一品)」をJPタワー大阪の商業施設KITTE大阪内に同時開業する。おりづるタワー内の物産館「SOUVENIR SELECT(スーベニアセレクト)人と樹」では、かつての産業奨励館(物産陳列館)の役割を引き継ぎ地元広島に恩返ししたいと、約1000点の土産品を扱っている。ノウハウとJR大阪駅直結の好立地を生かし、広島の魅力を伝える工夫を凝らす。
  • 常石造船が商品開発 後付けできる省エネ装置
  • 酒造の三宅本店 ジンが東京品評会で金賞
  • サタケが発売 乾燥パスタの新商品
  • ウェブ制作のアトロンが開始 営業メール代理送信システム
  • 広銀サステナビリティ・ローン 建築工事D・Uコダに実行
  • 酒買い取り再販のフレイム 宮島で製塩事業スタート
  • 日本料理高山 いこいの村ひろしま再生へ 宿泊施設の運営支援事業スタート
  • 広島国際空港が上海線増便 7月28日から週4往復
  • ヤマトプロジェクト 岡谷市21経営者研などと交流へ 静岡開発型企業研など来広、事業承継支援で実績
  • 人材派遣のコディカル(東京) 大手町に広島支店開設
  • 広島中央自動車学校 24年問題で運行管理者講習
  • インテリア製品のスミノエ 広島拠点を南区内で移転
  • 家具の佐藤産業 6月1日付で社名変更

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