広島経済レポート|広島の経営者・企業向けビジネス週刊誌|発行:広島経済研究所

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スポーツ応援談― SPORTS TALK―

2021年12月9日号
広島テレビ放送 / 寺岡 貴光 報道制作局次長

広島カープOB会、中国新聞社と共催で2022年3月21日に、08年以来となる広島東洋カープOB紅白戦「カープレジェンドゲーム」をマツダスタジアムで開催する。コロナ禍の広島をカープの力で元気づけたいと企画。復刻版のユニホームを着て、全盛期のように選手が戦うほか、25年ぶりの優勝に導いた黒田博樹さんと新井貴浩さんの直接対決も見どころ。観客はコロナ感染防止の観点から定員の半分の1万6500人を入れ、広島テレビ開局60年記念番組として大会の様子を生放送します。
 私は少年時代に背番号8のTシャツを年中愛用するほど、山本浩二さんの大ファン。カープの取材をしたいとスポーツ記者を志して、テレビ局を志望した。入社後の約7年間はカメラマンとして日南キャンプなどに同行。朝から晩まで練習を撮影した後、我々は仕事を終えるのですが、選手らは夜間も練習している。カメラには撮りきれないほど陰の努力を目にしました。一軍マネージャー補佐の小畑幸司さんは当時、休日返上で練習していましたね。それだけ努力を重ねても、試合出場は少しだけ。一軍になることも難しく、さらに試合で活躍できるのは、ごくわずか。球界の厳しさを肌で感じました。 
 夕方ワイド番組「テレビ派」の制作担当時の18年に三連覇。マジック点灯に合わせ、番組内で特別コーナーや新しい仕掛けを次々に企画。仕事を通じて優勝への機運を醸成できたのは、非常にやりがいでした。
 来季はドラフト4位の田村俊介選手に注目。話題の〝二刀流〟選手が広島から誕生するかもと期待しています。

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