広島経済レポート|広島の経営者・企業向けビジネス週刊誌|発行:広島経済研究所

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スポーツ応援談― SPORTS TALK―

2022年1月27日号
ライダース / 松田 英己 社長

西区中広町で、スノーボード、スケートボードショップを経営しています。スノボはサロモン、バンズ、スケボーは東京五輪金メダリストの堀米雄斗選手が愛用するエイプリルなどをそろえ、スノボやスケボーのスクールも運営。4歳から60歳代まで幅広く受講していただいています。2017年には安芸太田町のスキー場・ホワイトバレー松原内に、中四国最大のスキー・スノボジャンプ練習施設「広島クエスト」を開設。競技チームの合宿でも利用されています。
 昨年12月24日に再開した瑞穂ハイランドの圧雪、人工降雪などのコース整備を担当。自社制作の滑走台「ハンドレール」、ジャンプ台、ハーフパイプを設営し、スクールも担当します。スキー場近くに寮を確保し、増員して6人が常駐します。スキー場の閉鎖が増えていますが、フィールドを守ることは重要です。今後は四国や九州でもスキー場運営に携わりたい。
 西区出身で、山陽高校、富士短大を卒業し、スノボショップで働きながら技術を磨き、プロのスノーボーダーになりました。ムラサキスポーツとプロ契約を結んで競技大会などに参加。30歳の時に独立して、現在のショップを開業しました。スノボやスケボーの知識や技術には自信があります。東京五輪でスケボーがブームになり来店客が増え、テレビなど10件以上の取材がありました。北京五輪のスノボはハーフパイプ、スロープスタイルなどの種目で男女ともにメダル候補がいて、今から楽しみです。日本勢の活躍でスノボのすそ野が広がるよう願っています。

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