広島経済レポート|広島の経営者・企業向けビジネス週刊誌|発行:広島経済研究所

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スポーツ応援談― SPORTS TALK―

2022年3月17日号
広島美建 / 瀬川 幸司 社長

出身地の安佐南区伴東でエクステリア工事を手掛けています。
 小学生の頃のカープは、山本浩二さんや衣笠祥雄さんら名プレーヤーが活躍する「黄金期」でした。その中で、特に応援していたのが正田耕三さん。チーム屈指の練習量で、小柄な体格ながら首位打者やゴールデングラブ賞を獲得。打線のつなぎ役など自身の役割を理解し、徹されていたように思います。社長になった今では正田さんのような人材がほしいと、つい考えてしまいますね。
 最近の「推し」は中村奨成選手。母校が同じ広陵高校ということもあり、プロ入り前から注目しています。高校3年時2017年の甲子園で3試合連続や2度の1試合2本を含む6本塁打を放ち、大会記録を32年ぶりに更新。しかしカープ入団後は、なかなか1軍の舞台で活躍できていないのが現状です。正捕手として100人以上の部員をまとめて甲子園準優勝を果たし、自身も圧倒的な成績を残して入ったプロの世界は、これほどまでに厳しいものかと感慨深い。
 新聞で話題に上がると、欠かさずチェックします。本職の捕手ではなく外野手として出場機会を狙ってひたむきに練習に取り組む姿勢に、逆境でも常に高みを目指す〝広陵魂〟を感じます。1試合でも多く1軍で躍動する姿を待ち望んでいます。
 コロナ前は福利厚生の一環で協力会社を含め球場で観戦していました。こうした状況下で足が遠のいていますが、応援する気持ちは変わりません。佐々岡監督が掲げる一体感の下、勝利を重ね、ファンを楽しませてほしい。

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